本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
立っていられないほどの強風と肌をきるような冷たい空気に、爆弾低気圧、Xmas&お正月寒波を実感した年末年始! でも、スコップや長靴などを準備して雪対策をしていた割にはいまのところ思ったほどではない金沢です。朝の冷え込みで車に積もった雪が凍っている時に、フロントガラスにお湯をかけて雪を溶かすぐらいでしょうか。冷え込みが厳しくなる2月にドカ雪がこないことを祈るばかりです。
ところで歳末ジャンボ宝くじを買われた方は、大晦日に一喜一憂されたのでしょうか^^?
ぅん億円や、ぅん千万円なんて言わない、まっ百万円ぐらいで私は十分なんですけどぉ・・!(^^)!
もし!当たったらあれもこれも買えるし、あそこにも行けるし・・・、と夢(妄想)は膨らみます。
99%戻ってこないお金がもったいない、なぁんて思わずに、それにつけても買わないことには、 ”当たるかも・・?”と夢見る体験もできませんよね。
初夢は、『金額を気にしないで宝くじを買えるようになりた~い!』にしてみました(*^^)v
新年早々、なまぐさいお話ですみません!(^^)!
新年を、期待に胸ふくらませて嬉々として迎えられた方、また日常の延長として、あるいは大きな喪失感を胸に迎えられた方・・・各人各様の新年の幕開けだったことと想います。
「昨年は何も変わらない一年でした。」とは、ある老ご夫婦のお言葉です。
変わらない日々を積み重ねてこれたことへの感謝と幸せをかみしめておられる様子にとても感動しました。
いろいろな環境の中でも、良かったこと、うれしかったこと、ほっとしたこと、楽しかったことなどを、一日一個みつけることに努め、笑顔な気持ちで日々重ねていきたいものです。
皆さまにとって福多き年でありますように!
「男女共同参画全国都市会議inかなざわ」のご報告
男女共同参画全国都市会議が金沢市において昨年11月、2日間にわたって開催されました。
基調講演会場の入口に、加賀棒茶のおもてなしコーナーがあり、また水引でつくったお花を来賓の胸につけるなど、金沢らしい雰囲気とおもてなしの心を大切にした2日間でした。
なんども話し合いを重ね、準備してきた実行委員にとって、いよいよ幕がおとされたという緊張感に包まれながら、各自の持ち場へ。
全国の男女共同参画にかかわっていらっしゃる職員や県内の関係者で会場は埋まりました。
◆第4分科会レポート
子どもにとっての男女共同参画~未来に向けて 今 私たちにできることは~
4つある分科会のうち、第4分科会の参加者が他に比べ多かったことから、この分科会のテーマへの関心の高さがうかがえました。各分野からのパネリストは、4人。
特に、男女共同参画における国の第3次基本計画第3分野「男性、子どもにとっての男女共同参画」の基本的な考え方や社会背景などの説明に多くの時間が割かれました。
また親の養育を受けることのできない子どもたちの現状と課題を具体的に示されたことも意味が大きかったです。
母親として、また企業人として子育てに関わった経験談は社会で共に育ちあう関係づくりに多くの学びを得ました。
2~30年後の社会を見据えて、歩み寄って協力して支えあっていく男女共同参画モデルを子どもにみせていくことが大切であり、この分科会で、それらがいろいろな角度から認識しあえたとしたら幸いです。フロアーからの意見も多く時間が足りないほどでした。
分科会部会メンバーの1人として準備段階から学ぶことは多く、関わらせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。当日、子ども夢フォーラムは、受付と照明を担当しました。
これからも“子ども”がテーマとして取り上げられる機会が増えることを願います。
◆記念講演
「男女共同参画は日本の希望」 講師 山田昌弘さん(中央大学文学部教授)
山田先生は、「パラサイト・シングル」や「婚活」の名付け親だと紹介文にありました。
物静かな語り口は耳に心地よく、男女共同参画をいろいろな視点から提示してくださり、とても勉強になりました^^。
2012年世界経済フォーラムで発表された男女平等度で、日本は135カ国中、101位だそうで、それを聞いた時は、ショックな気持ちと ”やっぱり”の両方の気持ちが沸きました。
・男性へのプレッシャー、・女性の生きにくさ、・企業業績の低迷、・日本経済の停滞、財政問題、
・少子化、未婚化 など、男女共同参画がなかなか進まない様々な社会の問題を解き明かしてくださいました。
~『ホッとサロン』の動き~
長期入院児の多い小児病棟で2010年11月に1回目の「ホッとサロン」をおこなって以来、年に4~5回伺っています。
「ホッとサロン」は、その名のとおり、束の間、付き添いのお母さまたちがホッとできる時間を提供できればとの想いで始めたものです。病院からも好意的に受け入れていただいておりとても感謝しています。お母さまたちの笑顔は、子どもたちにとって何よりの特効薬かも^^。
「ホッとサロン」では、簡単な手づくり工作をしながら過ごしています。お母さんや子どもたちが楽しみに待ってくださっています。
「チャイルドライン」「パパママ・ホッとライン」同様、気持ちを受けとめる、という姿勢を大切にしています。
仙台のNPOからの要請を受け、東日本大震災支援の一環として、昨年2月に仙台市内で「ホッとサロン」を実施しました。
今それは、東松島市にも拡がり、仮設住宅や子育て支援センターなどで実施し、好評を得ています。
「去年はこんなことできるなんて考えられなかったです」「楽しかった~」「次もぜったい来ます! というお母さんたちの声や笑顔に、私や現地のスタッフも満面の笑顔になります。自然、子育ての話にもなります。気になる親子には微笑みながらそっと寄り添います。
「石川出身です」と話しかけて下さった転勤族のお母さんもいました。親近感がわき、住んでる町名を言いあうなど、話が弾みました^^。
チャイルドラインみやぎは大震災から多くを学び、新たな活動も展開しています。
仮設住宅支援員の養成や研修は、チャイルドラインの研修の経験が活きているそうです。
また、海外NGOの撤退を見越して、地元NPOへの資金援助ができる補助金の制定を子育て支援課に提案し、県は「被災児童やその家族等を支援するための相談・援助事業費補助金」という補助制度をつくり、現在、30団体がこれを受けているそうです。
チャイルドラインみやぎの代表は、行政や他団体とのネットワークが、震災発生時に大きな力を発揮したと言います。その経験から言えるのは、大きな災害時には「普段やっている以上のことはできない、普段の積み上げが大切」ということ。防災は備蓄や訓練だけでなく、「信頼」であり、「つながり」の構築でもあると。
平成24年度から、金沢市防災会議のメンバーへの要請がありました。これも何かのご縁と想いお引き受けしましたが、緊急時の子どもへの対応の視点を発信していくよう心がけたいと思います。
様々な場面に子どもを気にかけてくださるようになったことは、本当に有りがたいと感じています。
親や子どもに関わっている団体でつくっている「親と子のリレーションシップほくりく」も大切につながりを深めていきたいと思います。